折角なら今。ママが口を開いたなら、耳を塞ぐお年頃になる前に、想いが伝わるようなアクションを。
同じように想うママが居たら一緒にしよう、と。
先日、親子で和みのヨーガを体験しようという試みで、
ゆるり企画がお声がけのお手伝いさせて頂いた「わがこと おてらなごみ」。
先日の2019年11月23日、高島市マキノ町在原にある正法院にて「お寺和み」をされている和みのヨーガインストラクターのくみちゃんこと青木久美子さんにお世話になり無事に終えました。
※和みのヨーガとは、世界で一番楽なヨガ。頑張らない、比べない、眠ければ寝たらいい。そんな心地よい安心の中で行うゆるゆるとしたお手当てで、
認知真理学に基づいて作られた真面目気質が多くみられる日本人でも心身を緩めるように考えられたもの。ご年配から子どもまで幅広く楽しめるヨガです。
参加者は、小学6年、思春期前の男の子の親子二組。
6年と言えば、そろそろ順調にとんがり始めつつ、まだまだ甘えたい時期だったりを行ったり来たりの時期。
その成長を嬉しく、これから本格化する反抗期に戦々恐々としている私。そんな息子の普段の様子を見ていると思うのです。
長子(長男長女)という肩書をすでに背負い、時には下のきょうだいに譲ったり。それが優しさからくる日もあるけれど、事態の悪化を避けるため渋々、不本意な日もある。
親に迷惑かけまいと子どもながら、躊躇い、自ら律することもきっとある。
そんな風にどこか割を食っている長子の哀愁をこのままにしていて良いのだろうか。察してくれる長子に甘えていいのだろうか。
そのままにはしたくない。
持てるなら、たっぷりと親子時間を持ちたい。そんな思いが生まれて。
でもでも、お一人様でも構わない、だって間口は広いほうが良いものね。
ママが笑顔になればそれが何より。
そうして生まれたイベント「わがこと おてらなごみ」
(我が子と和みor我がコト和み)、この日はソロワーク、ペアワークの二時間たっぷりと自他とも緩めるお時間をいただいて。
「気のせいかもしれないけど、なんか物が見やすくなりました。」最後にそう感想を話してくれたK君。
うちの子はというと、「気持ちよかった」とシンプルな感想をポツリ。
多くは語らないけど、寝てしまっていたようで、気持ちが良かったそうです。
六年男児にとってはどうにも照れくささが勝るようで如実に表れ猫背で座っていた息子も次第に伸び始めて。
和みのヨーガの前半、ソロワークで自分で自分の体を整える時間ではそろって左右間違えるかわしま親子。
伝わらないもどかしさ、どうにもならない相手への怒りを抱えると凝る部分を指で圧して確かめる時、息子とバチリと目が合った。
あぁ、お互いそれを探るタイミングも同じとは。私は静かに苦笑し肩を震わせた。
そして、うちの息子はちゃんとしているのかなぁと母親的観察モードになる自分に、はっと気が付いて。もう息子を視界に入れないように目を瞑っておりました。
後半に行われたペアワークでは、私は、息子にこんなにあちこちを触れることは本当に久しぶりだなぁ、としみじみと。そうしているうちに愛おしさがこみ上げて、いくらでもさすって居られるなぁと思うのでした。
息子がしてくれる番となり青木さんのお手本を見ながら、たまに違っていたり、とにかく本当にぎこちないけれど、子から伝わる確かな温かさが本当に心地よくて。
子どもの行動を信じ、見守るということ。あれこれジャッジせず受け止める、それにふと気づかせてもらった貴重な時間でした。
紅葉が迫るような山間の村、在原地区。視界を横切ってく、お山ふくよかな秋色の帰り道。
お友達と「今日は有難う。本当に良い時間だったね」としみじみ感謝し合い、しばしドライブトークを楽しんで解散。
良い休日を過ごせました。お留守番の家族にも感謝。
青木久美子さん、そしてご主人様、親子共々素敵な場を頂きまして有難うございました。
寝てしまう人がいるのも納得。寝かしつけにも効果がある和みのヨーガの魅力
労わるように優しく優しくなでたりさすったり、すこし伸ばしてみたりと心身を緩めてくれる和みのヨーガ。
大地にぴったり根を下ろすように、寝そべると寝てしまって記憶がないこともあって、どなたか一人は眠っている、なんてことはよくある光景です。
日常に気軽に活用できる和みのヨーガの「手」と「背中」のマッサージは子どもが喜ぶおススメ部分。
これは長らく高島市で活動されていて、私もお世話になっている和みのヨーガインストラクターのゆかりさんから教えて頂いた子どもに人気の箇所で、我が家もそうでした。
これがまた重宝。本当に寝つきが良くなるので、ねんねトレーニングについて思い悩んだ乳幼児期の寝かしつけ問題。あの頃から知っていれば…とよく思ったものです。
近頃子どもたちは、「お母さん、今日は和みをして欲しい」と疲れを感じた時にリクエストしてきます。
ちょっとしたSOSを素直に発信できるならそれに越したことはないなぁと明かりを落とした寝室&子どももスムーズに入眠モード。それを見た私もあくびが出てしまっています。
何度かしてあげるうちに、今度は子ども達が自発的に私の手をマッサージしてくれたり、肩を揉んでくれたりしてくれるようになり有難いと噛みしめております。
今回の親子和みイベント開催のお知らせを、個別にメッセージを添えてお声がけをしていくなか、ママや小中学生の子どもさんの相当な忙しさを垣間見ました。
だからこそ、意識的に時間作って体験して欲しいなぁと切に願います。
やってみたいと思われた方、お友達やご家族と誘い合って、ぜひ体験してみてくださいね。
有難いことに、青木さんにお声がけ下されば応相談とのことです。
青木さんは「お寺和み」を主催されたり、安曇川にある発酵舎manmaさんに招かれ、和みのヨーガイベントをされています。
ご興味ある方はブログ「和みで日日是好日」でチェックしてみて下さい。
(ちなみに正法院さんの近くにある業平園さん、県外からも訪れるお客も多いお蕎麦の有名店。そちらも是非)
お寺でゆるゆる過ごせるって素敵だなぁ
子どもと縁側雑巾がけレースしたいなぁ
ご住職様からこども向けの説法も聞いたらどうかしら
ご兄弟さんの託児問題は有償ボランティアのファミサポさんにお願いしてみるとかも良いかも!?
平日昼間なら、高島市の小学校のひびきあい活動や保育園の親子レクレーションでもいいんじゃないかしら…
と夢(妄想)が膨らみました。
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